連載 「世界 水族館巡り」 2023年11月号


〜 バルセロナ水族館(Aquarium de Barcelona) 〜

バルセロナ港の桟橋上にあり、35の水槽と全長80mにも及ぶ長いトンネル水槽に地中海を中心とした450種類11,000匹もの魚や、世界各地の珍しい生物が飼育され、施設規模ではヨーロッパ最大級の水族館です。「L’Oceanari(ル・オセアナリ)」と呼ばれる巨大な水槽にはマンタ、ウツボ、ハタ類など5,000匹以上の魚が回遊し、バルセロナ水族館のスター的存在であるメジロザメやオオメジロザメなど大きなサメなどが飼育され、その下を通るアクリル樹脂製トンネルを散策すると、まるでサメの群れの中を泳いでいるような感覚に驚かされます。また、サメをはじめとする地中海の魚たちとの遊泳が体験できるプログラムがあり、いつもと違った水族館の楽しみ方ができます。このほか、1,400ヘクタールにもわたる他の展示スペースにはテーマ別の水槽となっており、フンボルトペンギンやクラゲ、イグアナ、熱帯魚など世界の生物が展示されています。更に、地中海の異なる環境や海域に対応し、デルタ地帯やマデス群島の模型を観察できる他、深海も体験できます。キッズコーナー「探検しよう!」も見ものです。

<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真


サメと観客

トンネル水槽

外観

フンボルトペンギン





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