連載 「世界 水族館巡り」 2024年4月号


〜 太地町立くじらの博物館 〜

紀伊半島の先端にある和歌山県の串本町から二つ町を挟んだ北東約20kmの場所に半島状に突き出した太地町があり、その北部くじら浜公園内にある国内では珍しい鯨類に特化した博物館です。1969年に開館し、捕鯨の歴史や文化、クジラの生態に関する資料が1000点以上展示されています。様々なクジラの骨格標本や、鯨類のみならず熊野灘に生息する生き物の展示があり、鯨類のショーも行われている水族館としての要素も併せ持ちます。2006年から2013年4月まで展示されていた腹びれのあるバンドウイルカ「はるか」は大きな注目を集め、世界的にも大変珍しい飼育例でした。

<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真


シロナガスクジラの骨格標本(複製)

イルカショー

腹ビレのあるバンドウイルカ

自然の入江プールでのショー





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