連載 「世界 水族館巡り」 2024年5月号


〜 ラスベガス・マンダレー・ベイ水族館 〜

ラスベガスは言わずと知れたカジノとエンターテイメントの街。砂漠地帯ながら、水を使ったアトラクションが豊富で、巨大な噴水ショーや水族館もあります。ラスベガスの目抜き通りにあるホテル「マンダレイ ベイ リゾート アンド カジノ」内にある水族館はやや小規模ですがユニークな「シャークリーフ・アクアリウム」は見ものです。飼育されているのはサメだけではなく、コモドドラゴンやアオウミガメ、ニシキヘビ、ピラニア、クラゲ、アルビノの珍しい黄金のワニなど約100種2,000匹の生物がおり、サメは15種100匹程もいます。サメ・エイの仲間ではオグロメジロザメ、ガラパゴスザメ、シノノメサカタザメ、ノコギリエイなども展示され迫力満点です。難破船エリアでは難破船の中から海底を見る設定で、海底を泳ぐサメやウミガメ、エイなどが至近距離で見られるのは圧巻です。頭上をサメやエイが泳ぐ海底トンネルを抜けると、カリブ海の魚などが鮮やかな雰囲気をかもし出す神殿エリアが広がり、このエリアのハイライトはカブトガニ、エイなどに直接触れることができるタッチプールです。タッチプールを囲むように、クラゲ、タコなどの各種生物の個別水槽が並んでいます。水族館にはサメと一緒に潜るプログラムがあり、ダイビング資格を有し、マンダレイベイホテルに宿泊している条件で、予約制でインストラクターとともに海中散歩もできます。この水族館は、砂漠の中のオアシス、カジノの中のオアシスで、街のネオンやカジノの華やかさとは違った癒しに大人も、子供も感動します。

<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真






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