連載 「世界 水族館巡り」 2025年2月号


〜 キーウェスト水族館 〜

フロリダ半島の先端からカリブ海に突き出して連なるフロリダ・キーズのサンゴ礁の島々の先端部分に位置するキーウェストの小さな水族館です。小型のサメやカメのほか周辺の多種多様な海洋生物を展示し、生きた生物や模型などを見ながら、生態系を学ぶことができる無料の施設です。サメやカメへの餌やりや、タッチ・タンクでは暖かい海を住処とする海洋生物に子供たちが優しく触れられます。また、ウミガメを救出し保護する活動も行っています。水族館の建設は大恐慌時代の1933年に始まり、小さな島に観光客を呼び込み、地域経済を活性化するため、キーウェストの多様な在来海洋生物を独自の展示で紹介するものでした。「オープンエア・コンセプト」を採用した最初の水族館で、人工太陽ではなく自然光が海洋展示物を照らし、米国本土で最初の屋外水族館となったそうです。

<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真


入口外観

撮影用の模型

小型ザメのタッチプール

小型ザメ





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