連載 「世界 水族館巡り」 2025年3月号


〜 仙台うみの杜水族館 〜

宮城県仙台市の仙台港から内陸へ約1kmの距離にある高砂中央公園の中にある水族館です。2015年5月に閉館となったマリンピア松島水族館を受け継ぐ水族館として2015年7月にオープンしました。地元三陸の海を再現した巨大水槽で泳ぐ約2万5000尾ものマイワシの姿は圧巻ですが、その中を悠然と泳ぐサメも大きな見ものです。他の水族館ではあまり見ることのない胸ビレが長く頭が細長いのが特徴的なヨシキリザメの展示も行われています。三陸の海で行われているマボヤとカキの養殖を再現した水槽はとても珍しく、海の中でどのように養殖が行われているのかを観察することができます。小さな生き物が育ち生息する場所として「海の揺りかご」と呼ばれるアマモ水槽や干潟水槽もありこちらでは身近な海の大切さを学ぶことができます。アシカ、アザラシ、ペンギンなど多くの動物も飼育されていますが、その中でも自然の海でもなかなか出会うことがない珍しいイロワケイルカを見られるのはとても貴重です。その他に約300種5万匹もの日本から海外の海水魚や淡水魚など多くの生き物が見られる贅沢な水族館です。

<関連書籍>
「水族館!海の人気ものに会いに行こう」
(アスペクト刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館で遊ぶ」(実業之日本社刊)中村庸夫、武弘:著・写真
「水族館に行こう」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真
「水族館ウォッチング」(平凡社刊)中村庸夫:著・写真


ヨシキリザメ

マボヤの養殖水槽「

イロワケイルカ

チゴガニ





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